塾の月別テストや組み分けテスト、学校別の模試などを受けた場合には必ずと言っていいほど「正答率」の表示があります。
正答率を気にすることで、もう少し効率よく受験勉強ができたのではないか?と思うようになりました。
気が付くきっかけになった出来事などをご紹介します。
正答率より偏差値重視
私はテストの結果は点数と偏差値しか見ていませんでした。
正答率をみて感じることと言えば
- この問題は難しかったから正答率が1桁
- 正答率が高くても解けないものがある
- もうちょっと出来るようにならないのかな
この程度です。
正答率の使い方は?
塾の先生とお話をしていた時に、テスト問題の内容などについて話をすることがありました。
内容を簡単にすると

正答率が低い=難しい問題ということですよね。
難しい問題を出さないといけない理由はトップクラスにいる子たちのためでもあるのです。
難しい問題を出さないと点数に差が出ない、試験中に暇になるという理由もあるんですよ。
先生の言葉は腑に落ちました。

正答率1桁のものは気にしなくていいですよ。
トップクラス用ですからね。
正答率50%以下の問題は解き直しをしないという決断
どれぐらいの正答率の問題は解けないといけないのか?気になりました。
直近のテストの結果を使って調べてみました。
- 正答率90%台のものを全部正解した場合の点数は?
- 正答率80%台のものを全部正解した場合の点数は?
- 正答率70%台のものを全部正解した場合の点数は?
というように、各教科それぞれ計算しました。
この時に出てきた点数から、我が家の目安は正答率が50%台の物までは確実に正解することを目標にすることにしました。
なぜなら正答率が100%~50%のものが確実に取れるだけでも、かなりの点数が取れることがわかったからです。
それならば、正答率が高いものが確実に取れるほうがいいと考えたのです。
確かめてみてくださいね。
子どもに説明、そして行動
子どもも私同様、正答率には無関心でした。
しかし、話をすることで子ども本人も理解し、目標を持って解き直しができるようになりました。

正答率が50%台の物までは、正解できるようにしようよ。
学校のクラスで半分以上の人が解けている問題って、やっぱり自分も解けたほうがいいって思わない?!

まあ、そうだけど・・・

例えば、正答率が80%とか、10人いたら8人の人ができているってことでしょ。
自分が残りの2人だったら、もうちょっと頑張ろうって思うんじゃないかな。

できないうちの一人か・・嫌だな。

ちなみに、正答率が50%までの合計を足すと〇点になるのね。
その場合クラスは〇クラスぐらいなんだよね。どう?

じゃあ、やる。50%までのものだけでいいんだよね。
解きなおす問題を絞ることで、やらなければいけないことが見えてきました。
そして、受験に必要な問題だけを解くのでストレスが無くなりました。
タブレットで解き直しを管理
解き直しをするときに使用したのがタブレットです。
- タブレットに「暗記マスター」というアプリをインストール
- テスト内容、解答、正答率を入れる
- 必要な部分だけできるようになるまで何度も解く
この方法で解き直しをするようになりました。
体験談はこちらから。

正答率が50%までの問題がクリア!次は40%をめざして
50%までの問題が確実にできるようになれば、次に目指すのは40%までの問題をクリアできるように頑張る!と徐々にハードルを上げていけばいいだけです。
目標とする正答率を明確にすることで、私たち親子にとって気持ちの上でかなり楽になりました。
正答率の低いものが正解だったしても、たまたま正解したのなら意味を成しません。
正答率の高いものを確実に正解にすることを目標としたことで、テストの点数につながっていきました。
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