ある中学校の説明会で、校長先生がおっしゃっていたのは
「手を動かして行ったことは、体が覚えています。どんどん体験させてください。体験した子は理解度が全く違う」
ということでした。
この言葉が頭の片隅に合ったことで、理科実験教室に行くことを決めました。
理科実験教室に行くことした経緯とその結果どうなったのかというお話です。
塾の先生のお話
塾の先生が保護者会で言っていたことは
普段の生活や会話から体験させることが必要。
例えば
- 1gってどれぐらい少ない量なのか実際に測ってみる
- 1Kgと1000gは同じ?違う?実際に測ってみる
- 車で出かけるようなことがあったら、ここまで何キロだよと会話に入れる
- ごはんをよそってみて「これはどれぐらい?」と当てっこする
- 牛乳などを計量する
など。
お手伝いや会話を通して実際に体感させることで、感覚的に覚えていくということでした。

理科実験教室に行くことになった理由
我が家が理科実験教室に通い始めたのは5年生の6月です。
それまでは、小学校でも塾でも理科はとても好きな授業で何も問題がありませんでした。
でも、5年生からは徐々に理解が出来なくなってきたのです。
- 図や文章だけで理解するのは難しい
- 1週間ごとに授業の内容が変わるので、覚えられない
- 言葉がわかりにくいので授業が退屈
もはや、理科=暗記科目となってしまいました。
小さいころから科学技術館や日本化学未来館などに連れて行っていたので理科は嫌いではなかったのです。
しかし机上だけで進む授業は理解が出来ずに苦しんでいました。
当然の事ながら点数が取れませんし、だんだんと理科嫌いになっていました。
「やっぱり手を動かさないことには、頭に残らない」という考えになりました。
実験が体験できる場所として小学校の授業も考えました。
でも実際に小学校の先生にお話を聞いて「これなら実験教室しかない」との答えになりました。
小学校の授業での実験は?
私の小学生時代を思い出すとかなりの頻度で実験を行っていたのです。
ですので、「小学校の授業で、実験があるからいいか。」ぐらいに思っていました。
(主人は「カエルの解剖」があったと言っていました。)。
よく理科室に行って、なんだかんだと実験していた記憶があるのですが、今はそうじゃないみたい。

授業で解剖ってあるの?

あるよ。
煮干し。
爪楊枝でやるんだよね。
やりにくいんだよ~!!
みんなぐちゃぐちゃになって失敗してた。
ビックリしました。
5年生の初めの小学校の保護者会の時に、学校で行う実験のことについて聞いたこともあります。
学習指導要領の変化で年々実験する機会が減っているということを教えていただきました。
回数も1~2回ぐらいなので、期待するほうが無駄ということだけは、わかりました。
理科は、どんな小さなことでも、体験させるのが一番覚えやすく記憶に残る
理科の克服の為に実験教室に入ることにしました。
理科実験教室(サイエンス教室)は、大手の塾でも行っています。
頻度は月に1回~2回程度のところが多いみたいです。
ヒューマンアカデミーの「サイエンスゲーツ」は、年長から小学校低学年向けの科学の習い事教室になります。
90分×月2回なので通いやすいですよ。
教室の内容や場所などはココ↓から見ることができますよ。
体験授業の参加もできますよ。
>>ヒューマンアカデミーサイエンスゲーツ
体験授業をすることで楽しさがわかる
体験授業に参加するにしても、ちょっと配慮したのは内容です。
体験授業は通常の授業に参加させてもらう形なので、本人が好きそうなものや、実験内容な「わー凄いなぁ」と思える内容のもの選びました。
「楽しい~!またやりたい!」との反応でしたので、続けたいと思ってくれました。
善は急げとばかりに、入学はその場で決めることになりました。
座学よりも、実際に手を動かして結果を目にしたという行為は大きかったです。
2時間の内容は
- 仮説を立てる
- 実験する
- 結果の検証
- 考えをまとめる
- 今回行った実験のテストをする
という流れでした。
生き物に触れないわが子も変わった
実はうちの子、生きていようと死んでいようと生き物に触れませんでした。
ある日の授業は解剖でした。(理科教室3回目ぐらいの授業)

今日の内容は解剖なんだけど、大丈夫かな?!
内容を言ったら行かないって言いかねないし・・・まぁ、言わなくいいか。
授業が始まったときに「え???」という顔をしたわが子。
(親は後ろで座って見学することができます。)
そりゃあそうですよね。
クラスで飼っている亀も触れないのに、いきなり麻酔にかかったウシガエルの解剖ですから。
大人の手よりも大きいサイズのウシガエルを見ても、「げー、やだー。怖い!」なんて誰も言いません。
むしろ、「やったー!待ってました!」ぐらいな勢い!
その雰囲気も良かったのかも。
2~4人のグループで1匹を解剖します。
触らないと、他の子がガンガン解剖してしまいます。
同じ年齢の子が楽しそうに「これなに?胃かぁなぁ。」なんて言いながら。
あらゆる臓器を取り出して、触って感想を言っている環境です。
勇気を振り絞って触ってみたら「あれ、大丈夫だ。平気だわ。」と感じたようです。
その後は楽しそうに解剖していました(それも素手で)。
体験するってすごい!って本当に思った瞬間でした。
小学校の実験では絶対にやらないような内容の解剖を行うことになりました。
体験した結果は、暗記と異なる場所に記憶される
実際に手を動かして体験すると得られる情報として
- 用具の取り扱い方(どっちまわし?)
- 触ったときの感覚(熱い・冷たい・ねばつく・・・)
- 実際の結果(赤い色・熱を持った・・・)
- 感動や驚き(スゲー早い・・・)
などが脳裏から離れません。
これって、いわゆる「体が覚えている」っていうことなのかも。
例えば、水溶液の授業で行ったのは
その水溶液は何ですか?試薬・器具などは自由に使えます。
但し、飲むのは禁止。
という入試験問題のような実験がありました。
実際に手を動かして実験することで、試薬や器具を使うことができます。
目で見て出てきた結果をもとに考察するなど、どんどん頭に蓄積されます。
難しい理屈が解らない場合でも、

自分で実験教室でやった結果は○○だった。
だからこの答えは〇〇!
と自信を持って書くこともできるようになりました。
(例えば、顕微鏡を使い始めるときに、どの順番で動かしていくのか、調節ねじをどの方向に動かすと大きくなるのか・・・など。実際にやると覚えているものです。)
中学校でも、実験教室の経験が役立ちました
理科実験教室にいくようになって、理科の点数は取れるようになりました。
手を動かしたことによって覚えたことは忘れません。
体感することでいつまでたっても覚えているので、中学でも理科の点数は取れています。
実験教室以外にも理科系のものなら以下のものもありますよ。
ロボット教室やプログラミングプログラムは教室は、
- 発想力
- 問題解決能力
- 論理的思考
を引き出し育てます。
無料の体験教室でどんなものなのか実際に試してみることをおすすめします。
実験教室とは違った発見がありますよ。
LITALICOワンダー(リタリコワンダー)
子どもの興味に合ったカリキュラムがオーダーメイドで作れます。(東京都・神奈川県・埼玉県に教室があります。
ロボットコース・プロブラミングコース・デジタルファブリケーションコース(3Dプリンタやレーザーカッターなどを使ってモノづくりを行うコース)があります。
体験授業も無料で2コマまで受けられるので、どんなコースがあっているのか試すことができます。
ヒューマンアカデミー ロボット教室
4つのコースでレベルアップしながら理数系の基礎力をつけていきます。
教材ロボットの設計者は、ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」、世界初の対話できるロボット宇宙飛行士「KIROBO(キロボ)」(トヨタ自動車、電通と共同開発)の開発者である高橋智隆先生です。
教室がたくさんあるのも特徴です。
学校教材メーカーのアーテックが開発したロボット教材とオリジナルのカリキュラムでプログラミングを楽しく学べるスクールです。初回の授業からプログラミングができるので、実際に動いたロボットを見て楽しいと感じることができますよ。
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