中学受験 塾探しから入塾・転塾・校舎変更など一通り経験|先生との相性が大事と痛感

中学受験を考えているので、学習塾に子どもを入れたい。どこがいいの?

・中学受験のために塾に通わせたいけれども、どこに行けばいい?
・中学受験のための塾は、どれぐらいの費用がかかるの?
・転塾、校舎変更をなぜしたの?

我が家の場合、入塾、転塾、校舎変更など一通りのことを経験しました。

その時に感じたのは子どもと先生との相性、親と先生との相性、塾の対応です。

塾のカリキュラムがあう、あわないもありますが、これは入塾してみないと分からない部分もあります。

私の体験をご紹介します。

目次

我が家の塾の変遷は?

入塾 退塾 校舎変更 中学受験

我が家は塾を変えています。その時の状況をご紹介します。

STEP
某大手中学受験塾に入塾

最寄り駅にある中学受験塾に通い始めました。

この塾に決めた理由は、単純に家から近いから。

入ってみると同じ小学校の子が数人いました。

しばらくして「違う塾に行けばよかった」と後悔することになります。

STEP
某大手中学受験塾を辞める

塾の体制がひどく、何度かお願いしても改善されないので辞めました。

大きな理由は以下の3つです。

・先生が信用できない
・教室がうるさく、先生が注意しても静かにならない
・意地悪をする子がいる

この時には「校舎変更すればよい」という考えにならず、退塾しています。➡校舎を変更する人いるの?はこちら

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算数塾、理科実験教室に入る

中学受験をやめたわけではないので、算数塾と理科実験教室(5年生6月~)に通い始めました。

算数塾の先生から「大手塾主催の模試は現在の立ち位置を把握するために受けたほうがいい」との助言で、受けるようにしていました➡費用さえ払えば通塾性でなくても(誰でも)模試を受けることはできます。

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6年生:別の某大手中学受験塾に入塾テスト合格

算数塾の先生の進めもあり、別の某大手中学受験塾に通うために入塾テストを受けます。(算数塾では国語、理科、社会の教科が勉強できないため)

無事に合格し入塾することになりました。

これで一安心と思いましたが、そう簡単に終わりません。

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通塾前に校舎変更

某大手中学受験塾の〇〇校舎に入塾予定でした。

しかし、入塾前の保護者面談の時の校舎長の態度が悪く、初対面の入塾者の保護者に対して志望校の悪口を言いまくるという事態に啞然としました。

「6年生の夏休みからの入塾はして欲しくないのだろう」と考え、別の校舎通うことにしました。

校舎の規模は、小規模校舎から大規模校舎への変更です。

特に何か言われることもなく、すんなりと校舎変更することができました。

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6年生の夏休みより、某大手中学受験塾に通う

6年生の夏期講習から某大手中学受験塾の□□校舎に通いました。

夏期講習、志望校特訓などの〇〇講習のみの通塾です。(平日に行われる授業は受けていません)

塾の方からもフルに通ってくださいとも言われず、特に問題なく通っていました。

保護者会や保護者別面談なども、普通に行っていただきました。

この校舎は大規模校舎で、同じ小学校の子がいませんでした。
そのため、のびのび通うことができました。
丁寧に教えてくれる先生に出会うことができたので、校舎変更は正解でした。

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6年生の某大手中学受験塾の冬期講習は受けずに、中学受験

冬期講習やお正月特訓などを受講しなくても、何も言われませんでした。

無事に中高一貫校に合格しました。

合格までサポートしていただきました。

塾選びから入塾まで

塾選び 中学受験

塾に入ることを、入塾・入室・入会と塾によりいい方がさまざまです。

塾に入る前にテストを受ける塾があります。

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塾探し

大手塾、中堅塾、地元密着型の塾、個人塾、個別塾、(通信教育)など、塾にはいろいろな形態があります。

  • 塾の評判
  • 授業料などの費用
  • (習い事などがある場合は通う曜日も気になる)

なるべく多くの情報を集めて、子どものあった塾を見つけたいですね。

塾に直接伺いパンフレットをもらうのもおすすめです。

壁などに合格者数などが張り出されていることが多いので、どの中学校に合格している人が多いかが分かります。

塾を選ぶ際のチェック項目
費用が発生するもの、〇〇講習などの参加有無など、事前に確認しておくことをおすすめします。
・入塾前に体験授業はできるか
・テキストは購入する必要があるのか
・夏休み講習などに泊りの講習(合宿)が組み入れられているか
・季節講習は(必ず)受ける必要があるか➡必ず参加しなければならない塾がある➡不参加なら退塾になる
春、夏、冬、GWなどの行われる講習は、通常授業とは異なるので別料金が発生します➡季節講習はなにをするの?本当に必要?
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入塾テスト

新4年生の入塾テストの場合、クラス分けのテストと考えて良いと思います。

5年生、6年生の入塾テストの場合、点数が悪いと入塾できない場合もあります。塾によって対応はさまざまです。

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入塾テスト合格後、入塾手続き

入塾手続き前に、入塾テスト合格者を対象にした保護者会がある場合があります。

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授業開始

東京都や神奈川県の中学受験は2月1日から始まります。

多くの塾では、2月1日から1週間ほどは、6年生対応のために他の学年の授業はありません。

中学受験が終わった2月の2週目ぐらいからが新学期となり、授業が始まります。

塾の評判

塾の評判は気になりますが、人により受ける印象などは違うので100%信じることもできません。

その塾が気に入って通っている人なら、いいことしか教えてもらえません。

ネットの口コミなども利用してみてもいいですよ。

授業料などの費用

(入塾代)、授業料、テキスト代、冷暖房費、季節講習費(春期講習、夏期講習、冬期講習、他)、模試代などの費用が発生します。

学年が上がるほど通塾回数が多くなる、模試の回数が増えるなどで費用は高くなります。

参考までに、大手中学受験塾の費用が掲載されていたページをご紹介します。

SAPIX小学部 | FAQ よくあるご質問 (sapientica.com)

「授業料について」に詳しい内容が掲載されています。

受講料|入塾案内|中学受験の四谷大塚 (yotsuyaotsuka.com)

進学塾・学習塾なら早稲田アカデミー (waseda-ac.co.jp)|費用のご案内

小学生のための中学受験塾。日能研 (nichinoken.co.jp)日能研まるわかりガイド

「入会にかかる費用、会費を教えてください。」に授業料の記載があります。

通う曜日

水泳、ピアノ、サッカー等、ほかにも習い事をしている場合には、通塾の曜日も気になります。

お習い事を続けたいなどがあれば、直接電話で確認することをおすすめします。

季節講習は必ず出席する必要がある?

夏期講習は参加するのもの 中学受験

塾には春期講習・夏期講習・冬期講習などの季節講習があります。

必ずすべての講習に参加しなければ退塾という塾もあるので規約の確認は必要です。

メリット
デメリット
  • 長期休みでも勉強する時間をつくれる
  • 費用がかかる
  • 塾と学校の夏休みの宿題を両方やらなければならないので忙しい
  • 旅行など家族のイベントの計画が難しい

季節講習の内容は?

季節講習期間の授業内容は塾によりさまざまです。

  • 復習のみ
  • 復習、新しい単元を1回だけ入れる➡「受けなければ授業についていけないかも」という気持ちにさせる
  • 夏休み用のお楽しみ課題的なものが入る➡「受けたら楽しそう」という印象を受ける

費用が掛かることなので、本当にその講習が必要なのかの見極めは必要です。

季節講習は誰でも受けられる?

季節講習は、通塾者でなくても誰でも受講することができます。

例えば、通常はZ会や進研ゼミといった通信教育で勉強し、季節講習のみ塾に行くのもOK。

塾によっては、入塾テストで一定の基準以上なら参加できる塾もあります。

塾側からすれば、季節講習をきっかけに入塾してもらえればいいわけなので「ダメ」な理由がありません。

某大手中学受験塾を辞めた理由

退塾 中学受験

塾を辞めたと聞くと「子どもの成績が上がらないから?」と思うのではないでしょうか。

転塾の理由はそれだけではありません。

我が家の転塾理由は

  • 先生が信用できない
  • 教室がうるさく、先生が注意しても静かにならない
  • 意地悪をする子がいる

塾に何度も改善をお願いしてもダメだったので、塾を辞めることにしました。

先生が信用できない

何年も勤務しているベテランの先生です。

この先生、日常的に生徒を動物に例えて呼ぶのです(保護者の前でも)。

「今日はサルは休み?。おまえは背が高いからカンガルーだな。」「カンガルー答えは何?」こんな感じです。

着ているTシャツにワニの絵があれば、その日の授業は「ワニ」と呼び続けます。

校舎長に苦情を言い、注意してもらうと「うるさく言う保護者がいる」という嫌味を、子どもや保護者にぶつけるようになりました。

教室がうるさく、先生の説明が聞こえない

子どもが何度も「教室がうるさくて先生の説明が聞こえない、授業が雑」いうこともあり、授業を見学させてもらいました。

先生の説明は丁寧で、通常とは異なる授業が繰り広げられたようです。

生徒は知らないお母さんが見学に来ているので「シーン」と静かな時間もありました。

しかし、クラスの端から大きな声で「これで合ってる?ねぇ先生これでいいの?」と叫びまくる子どもも数名います。

塾の授業よりも、小学校の授業のほうが静かです。

家に戻ると先生から「授業を見てどうでしたか?」とお電話をいただきましたが、通常と異なる授業を見てどう答えて良いか悩みました。

同じ塾に通う小学校のママからも「〇ちゃんママが授業を見ていたから、先生の態度が違っていたって子どもが言ってたよ」とも言われました。

保護者が授業を見ている時だけ通常と違うの授業をされても困ります。

うるさくしている生徒がいなくならない限り、このままの状態は続いていくのは授業を見ていてわかりました。

クラスの子が問題児

同じ塾クラスの子(小学校は別)に問題児がいました。

  • 授業中にお弁当を食べる
  • 前の席の子の椅子をひたすら蹴る
  • 隣の席の子のものを取る

先生が黒板に書いている最中に行われるので、先生は分かりません。

塾と相談をして、その子とは席を離してもらうようにしました。

なんど注意しても繰り返されるので、子どもも精神的に参ってしまいました。

被害を受けている子は何人もいますが、塾として対応するのは席を離すのみでした。

塾を辞めるのは簡単ではないけど…

お習い事を辞める時と同様、塾を辞める時も大変です。

担任の先生と面談してから退塾のための書類をいただき、辞めることができました。

授業料の引き落としの関係があるので、日付をよく確認してから交渉することが必要です。

(言い方が悪いですが)塾も商売ですから、引き留めあります。

子どもの成績を見ながら「こうすれば成績が上がる」といわれます、子どもの成績が問題ならその対応はあっていると思います。

しかし、授業中の先生の態度、生徒への対応など改善してほしい部分に関しては「そうですね」というのみです。

それでも「中学受験をやめた、お金が無い」の言葉を使えば辞めることができます。

塾も商売ですから、お金を払う気が無い人に構っていられません。

辞めることが決まれば子どもに対して無関心に接してもらえます、透明人間のように…(笑)。

小学校の同級生が同じ塾にいた場合、子ども自身が塾の話をしなくても一気に知れ渡ることになります(経験済み)。

同級生やその保護者から「なぜ辞めたの?中学受験はどうするの?」しつこく質問されました。

同じ小学校の同級生がいると、辞めた時の対応は面倒です。

中学入試が終わりしばらくすると、転塾した塾から「どの中学に合格しましたか?」と電話がかかかってきます。

「〇〇中学合格者〇人」の人数に入れるためかもしれませんね。

塾に問題があれば、校舎変更➡転塾の順に考える

「本当にこの塾で大丈夫?」そう思ったら、塾の先生の態度やクラスの様子を見にいくことをおすすめします。

保護者の目で見た結果「これではだめだ」と思えるようなら、子どもにとってよりよい環境を手に入れたほうがいいです。

塾のカリキュラムが気に入っているのであれば、校舎を変えることで解決することもあります。

校舎変更する人はいるの?

校舎変更をする人は、たくさんいる印象があります。

私が塾のお母さん方の話を聞いた理由はこちら。

  • 引っ越し
  • 先生の移動に伴い移動
  • 先生と相性が悪い
  • 合格実績が他校舎のほうが良い
  • 生徒のいじめ

塾全体で考えると人数が減るわけではないので、引き留めなどはありません。

校舎変更なら塾のカリキュラムに抜けがでないので、安心なのだと思います。

まとめ:塾選びは難しい、入塾後もチェックは必要

塾選びは難しいです。

担当の先生によって子どもとの相性もありますが、先生の教え方にも差があります。

学年が上がれば塾に行く頻度も増えるので、先生との相性はかなり重要な要素になってくると感じました。

子どもにとっていい先生なら、成績も上がっていきますよ。

子どもにはいい環境で勉強してほしいですね

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