わが子は暗記がとにかく苦手で、理科や社会もただ覚えるだけではうまくいかず、どうやったら理解できるようになるのかをずっと探していました。
どうすればもっと「つながり」を意識して覚えられるのか。そんなふうに模索していたとき、ネット検索で「マインドマップ」という学習法を見つけました。
マインドマップは、中央にテーマを書いて、そこから関連する言葉を線でつなげていくノートの書き方です。
頭の中の情報を視覚的に整理して、流れや関係性を見える形にできるのが特徴でした。
文章を書くのが苦手でも取り組みやすそうで、「これなら覚えやすくなるかもしれない」と思い、試してみることにしました。
中学受験の暗記にマインドマップを使い始めたきっかけ
マインドマップの書き方は、本を参考にしながら取り組みました。
本に載っているマインドマップは、カラフルでイラストもたくさんあって、見ているだけでワクワクするような雰囲気でした。
でも実際にやってみると、子どもはイラストを描くことに夢中になってしまい、肝心の「言葉をつなげていく」ところまで何時間たってもたどり着きません。
しかもサインペンで書いていたので、間違えても直せず、「失敗できない」と感じていたようでした。

間違えると消せないな
私のほうも、本を読んだだけの知識だったので、「これで合ってるのかな?」と不安になっていました。
気づけば「正しく書かなきゃ」という気持ちに縛られて、うまくいかなくなっていたのです。
そこで発想を変えて、「マインドマップの考え方だけ取り入れればいい」「覚えるためなら自由に描いていい」と考えるようにしました。
ルールにとらわれすぎず、間違えても気にせず書くようになってからは、気持ちがぐっとラクになった気がします。




わが家のマインドマップの書き方


わが家では、日々の学習の中でマインドマップを取り入れるようになり、少しずつ前に暗記も進むようになりました。
ここでは、中学受験の暗記に向けて実際に行っていた使い方を3つのステップでまとめてご紹介します。
マインドマップの書き方はこちらのサイトや上記の本が参考になりました。
色や装飾などをせず、どんどん書き出しをする形をしました。
わが家の場合、ノートに貼ることを前提としていたのでA3の紙を用意しました。
声に出しながら絵をかくような感覚で、マインドマップを作っていきます。



江戸時代は、1603年から始まって・・・


ダラダラ文章を書かず、単語と単語を関連する言葉でつなげていきます。
文章を書かないことで大事なことが浮き彫りになり「見える化」することができます。
紙の上に単語や関連語がちりばめられているので、書き足すときなどもとてもスムーズです。
時間があるときなどは、色を付けてカラフルにすることもしていました。
ノートに出来上がったマインドマップを貼ることで、オリジナルのノートになりました。
試験直前にノート見直すことで、一瞬で記憶がよみがえります。
短時間で思い出すことができるので、マインドマップをノートにしたものはとても便利でした。



連想ゲーム的に子どもと一緒に行うと、楽しみながら続けられます
まとめ:マインドマップの効果|歴史や理科の理解が深まった


中学受験の理科や社会で、なかなか覚えられなかった内容も、マインドマップを使うようになって整理できるようになりました。
ノートの整理や、物事を関連付けて考えるときに取り入れたことで、複雑に感じていた内容も、1つずつ分けて考えられるようになりました。
それぞれの出来事がつながって、全体の流れとしてイメージできるようになったのが大きかったです。
特に歴史では、どの出来事がどこにつながっているかが整理されて、以前よりも理解しやすくなったと感じました。
マインドマップは、絵のように頭に残るので、理科など他の教科でも「何がどうなっているか」がパッと思い出せるので、とても役立ちましたよ。
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