過去問はいつから解くの?
・過去問はいつから解くの?
我が家の場合、6年の4月から過去問を解き始めました。
我が家の過去問対策についてご紹介します。
我が家の算数の過去問対策の流れ
我が家は大手中学受験塾を辞め、算数塾に通っていました。(6年生の夏休みから別の大手中学受験塾に通いました)
算数塾では大手中学受験塾のテキストを使っていました。
一通りテキストが解き終わったのは5年生の春休みです。
我が家は6年生になった時には志望校や併願校が決まっていたので、すぐに、志望校の過去問を解き始めました。
大手中学受験塾では過去問を解くのは夏休みから
大手中学受験塾の場合、過去問を解くのは夏休みからと言われます。
理由はカリキュラムが終わっていないから。
日能研の場合、6年生前期までは「系統学習」、6年後期からは「合格力を鍛える」となっています。
四谷大塚も同じです。
6年生前期までは「基本的事項の徹底、高度な内容まで段階的に学習」、小学6年生9月以降は「学校別対策コース」となっています。
通信教育の場合
Z会の通信教育中学受験コースの場合でも、6年生の前期までは「カリキュラム履修期」となっています。
過去問の出版社
声の教育社、東京学参など過去問を販売している出版社のホームページには、過去問の発売日が記載されています。
確認すると9月下旬まで続いています。
声の教育社の発売日を見る↓
東京学参の発売日を見る↓
まとめ:過去問はいつから解いてもOK
中学入試の過去問は、いつから解き始めても問題ありません。
算数の1行問題は、学年に関係なく解くことができますよ。
中学受験大手塾の先生方が「夏休みから解く」と言われる理由は、大きく2つです。
- 塾のカリキュラムが終わっていない
- 過去問が発売されていない
- (塾によっては、夏休みに有名校の直前の入試問題を集めた冊子を配り、夏休みの宿題として何日までに〇〇中学の過去問を解くようにと指示があります)
直前の中学入試の問題が盛り込まれた過去問が無いだけで、その前の年の過去問はすでに発売されて1年たっています。解こうと思えば誰でも解ける状況になっています。
6年の4月の段階で「志望校はここの中高一貫校にする」とはっきり決まっていなくても、おおよそは決まっているのではないでしょうか。
その場合、今決まっている志望校の過去問を解けばいいのです。
志望校が変わった場合の事を考えてしまうかもしれませんが、変わったら新しい志望校の問題を解けばよいのです。
塾のテキストをよく見ると出ている問題などは「〇年××中学入試」となっているものがたくさんあります。
それらの問題を解くことを「志望校ではない問題を解くのは無駄」と考える人がいないように、結果的に志望校ではなくなってしまった問題を解いたからと言って「無駄だった」と思う必要はありません。
6年生後半のカリキュラムでも、学校別対策コース以外のクラスは自分の志望校だけの問題を解くわけではありません。
中学入試半年前になっても、塾のカリキュラムに入っていることで、自分が受験しない中学校の入試問題を解かなければならないのです。
志望校の中学入試の過去問は、自分でコツコツ時間を見つけて解いていくしかないのです。
自分の志望校の過去問を少しでも解いてみたいのならば、夏休みまで待つ必要はありませんよ。
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