要約ができない、教えることも無理。どうしたらいいの?
・要約はどうやったらできるようになるの?
・問題集をやればなんとかなるの?
・携帯アプリに要約ができるアプリはあるの?
我が家の場合、要約の問題集や国語塾などを試しましたが、要約ができるようにはなりませんでした。
しかし、ヨウヤクモンスターを見つけた時、探していた教材に出会えた喜びでいっぱいでした。
これなら大丈夫!要約ができるようになる!
「ヨウヤクモンスター」の教材で学習してからというもの、要約問題で苦労することは一度もありません。
中学受験だけでなく「要約」ができるようになりたいすべての人が使える教材ですよ。
入試、ビジネスの場、プレゼン、報告書などを作成する際にも必要になる「要約力」。さまざまな場面で必要になる能力を小学生にうちにつけられたら最強ですね!
「ヨウヤクモンスター」とはどんなもの?
ヨウヤクモンスターは、国語塾が開発したRPG的な学習ソフト。
要約に必要な7つのルールをモンスターに見立て、文章をそぎ落としていくことで要約を完成させる要約学習ゲームです。
ソフトなのでポチっと押すだけで問題をすぐに解くことができます。
繰り返し何度も解くことで要約の仕方を自然と覚えていき、国語の読解力を高めていきます。
子どもは「ヨウヤクモンスター」がとても気に入り、ハマって学習するようになりました。
ヨウヤクモンスターは、ヨウヤクモンスターとヨウヤクモンスター2があります。我が家の場合、ヨウヤクモンスターは全ての面をクリア!ヨウヤクモンスター2は半分ぐらいのステージまで進んだところで中学受験本番になりました。
ヨウヤクモンスターのメリット、デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
アプリなので何度も解くことができる 瞬時に正誤がわかる 文字を書かなくてよいので、問題を解く効率が良い 解説が分かりやすい 徹底的に要約問題と向き合うことができる ゲーム感覚で進められる | Windowsアプリ CD-ROMが必要 |
ヨウヤクモンスターのメリットは、何といっても効率よく問題が解けることです。
問題を読み答えを解答用紙に書かずにクリック一つで問題を解いていくことで書く時間を短縮することができます。
丸付けも、わざわざ解答を読まなくても画面上ですべて完結。
無駄な作業がありません。
直感的に操作できることもあり、飽きることなく学習することができます。
ヨウヤクモンスターのデメリットは、Windowsアプリということです。
パソコンが無ければ操作ができません。しかもCD-ROMなので読み込めるものがついていないとダメです。
最近のノートパソコンはDVDドライブがついていないものが多いので、ついていない場合には購入する必要があります。
我が家がヨウヤクモンスターを探すきっかけになったこと
塾の先生から出された宿題の1つが要約でした。
子どもが在籍していたクラスだけ要約の宿題があったのです。
要約の対象は「春秋(日経新聞)」のコラムが毎週プリントとして配られました。
宿題の提出は自由で、提出すれば先生が翌週には採点をして戻す仕組みとなっていました。
先生の「OK」が出るまで同じ問題を繰り返し提出します。
数回チャレンジして解いていましたが要約の方法などは塾で教えてもらわなかったので、やり方がわからず次第に解くこともやめてしまいました。
その後、要約の宿題の無いクラスになったので、要約を行うことは一切なくなりました。
塾を辞めたことで、国語の学習をすることは無くなりました。
時期的に考えても、国語の学習を始めないと間に合わないと焦り国語の参考書や問題集を買い一緒に勉強を始めました。
要約の問題集を買って子どもと一緒に勉強しました。
要約問題を解いた後、解説を読んでもピンときません。
わからない。どうして?なんで?
解説を一緒に読んでも、子どもが納得するような説明を私がすることができませんでした。
問題を解いてはイライラ、モヤモヤ…そして親子喧嘩の繰り返しです。
Amazonなどのレビューに「成績が上がりました」「わかりやすい」と高評価の本を選んだのに・・・。
うちの子の場合、市販の本で要約ができるようにはならないことが分かりました。
もうだめじゃん、絶望的、終わったな…
根本的に国語ができない子には、高評価の本でもハードルが高いのです。
違う方法を考えることになりました。
国語専科の塾にも行きました。
実際に子供だけ体験授業を参加させていただきました。
授業を終えた子どもの反応は良くありません。
授業時間が長い分、少し詳しく教えてもらうことができただけ
授業後、先生と面談することになりましたが
もっと早く来ればよかったのに・・・この塾では6年生の夏休み前にはカリキュラムが終わるので、今から通ってもねぇ…残り半年も無いですよね。
塾の先生から遠回しに拒絶されたのです。
他の国語塾も探しました。
「曜日が合わない・場所が遠い」などの理由から、これ以上国語塾を探すのはやめました。
要約だけ教えてもらえるような場所はないの?
要約の対策ができないまま、すでに6年生になっていました。
中学受験まで時間がありません。
ピンポイントで要約だけができるようになる方法を探すしかない状態になっていました。
ダメもとで携帯アプリで探してみようかな…
私が考えていた携帯アプリのイメージは「一問一答のみ可能」ということ。
文章を読んで答える…この部分で携帯アプリでは無理じゃない?と思っていたのです。
そもそも要約は答えが1つのなの?
私が想像する学習関係の携帯アプリのイメージと「要約」が結びつかなかったのです。
携帯アプリで探してみましたが、やはり見つかりませんでした。
要約はあきらめるしかないか…と考えるようになりました。
最後の望みはパソコンソフト。
諦めかけていた時に見つけたのが「ヨウヤクモンスター」というWindowsソフトです。
売元は「個別指導ジール」「入試国語専科「錬の国語」」という国語塾。
「国語塾が作ったWindowsアプリ」なので安心感がありました。
お値段もお高いので、購入前に体験版を動かせるのはうれしい。
まずは私がチャレンジ!
これ楽しい!これなら子どもも面白いと思ってもらえる!
すぐに、子どもに体験版をチャレンジさせてみました。
ゲームやるの?え、なにこれ、メチャメチャ楽しい!
国語をやっているというよりもゲーム攻略!という感覚です。
ヨウヤクモンスターの値段は高いのか?
ヨウヤクモンスターのアプリのお値段は 27,500円(税・送料込)。
国語専科塾の1ヶ月の授業料とほぼ同じお値段です。
国語専科の塾に行ってお断りされた私たち親子。
「もうヨウヤクモンスターしかない!やってダメなら諦める!」と、腹に決めて購入しました。
私自身、27,500円というお値段は高いと感じていました。
しかし、私は要約を子どもに教えることはできません。
結果が出た今となっては「子どもが国語や要約などで苦しむことが無くなった。購入してよかった」と思っています。
心配はことは「攻略したい」という気持ちから、何も考えず手あたり次第ポチポチするのではないかということ。
ヨウヤクモンスターをするときには、隣で私が見ていることにしました。
というよりも、ヨウヤクモンスターが楽しくて私も一緒にやっていたのです。
う~ん、この場所を削ればうまくいくと思ったのに…なんで?
子どもと一緒に勉強しているようなゲームをしているような、不思議な時間を過ごしました。
ヨウヤクモンスターで要約のコツが自然につかめ力がついた
ヨウヤクモンスターの要約方法は、要約したものをさらに要約するというスタイルです。(2回に分けて要約をするのです)
モンスターを倒してステージをクリア、難易度を少しずつ上げながらゲームは進んでいきます。
少ない文字数の文章から始めるので、要約するコツが自然と掴めるようになっています。
ヨウヤクモンスターをはじめてから、子どもに変化が出てきました。
- 「要約はむずかしいもの」という認識が無くなった
- 何度も文章を読むことができるようになった
「要約はむずかしいもの」という認識が無くなった
何度もヨウヤクモンスターを行うことで「要約は順序立てて考えれば難しいものではない」ということが感覚でわかるようになりました。
どの順番で行えばよいのか、どの部分が要約に必要なものなのかが、回数を重ねるごとにわかってきたのです。
コツが分かったことで、順序立てて要約する方法が分かりました。
何度も文章を読むことができるようになった
ステージをクリアするには、何度も文章を読まなければ要約箇所がわかりません。
要約箇所が分かった!と思っても、間違えればまた何度も読まなければなりません。
文章を何度も読まないと、ヨウヤクモンスターのステージが上がらないんだよ
ヨウヤクモンスターを攻略するには「丁寧に何度も文章を読むことが大切」と肌感覚でわかったようです。
私が言葉で「何度も文章を読むのだよ」伝えるよりも、パソコンが「ブー(間違っている)」と音を鳴らす方がよかったなんて…。
パソコンに向き合って「これかな?」「こっちかな?」と模索しながら要約をする方が、子どもには向いていたのかもしれません。
トライ&エラーを繰り返すことで、自動で解き直しを行い確実に正解を導き出すことができるようになりました。
要約ができるようになったら、読解力も上がった
要約ができるようになるということは、その文章で大事な点がわかるようになったということです。
今まで正答することが無かった4択問題などの正答率が格段に上がったのは、要約ができることで文章を理解することが確実にできるようになったからというのもあります。
記述問題や小論文の問題でも、対応できるようになりました。
文章に向き合う時間が長くなった
ヨウヤクモンスターで学ぶことで、勉強時間に対する問題に向き合う集中度が違いました。
我が家の場合、ヨウヤクモンスターと要約の問題集を使った場合を比べてみると、同じ勉強時間でも解ける量が格段に違いました。
要約問題集で学習した場合1時間で1問解いていたら、ヨウヤクモンスターなら3~4倍の問題が解けます。
それも解き直しも込みで!
要約するという地味で面倒な作業が「楽しくトレーニングする」に変わったのです。
ヨウヤクモンスターを利用することで質の高い勉強と勉強量を増やすことに成功しました。
ヨウヤクモンスター2の感想
「ヨウヤクモンスター」がすべてクリアできた時に、本人の要望により「ヨウヤクモンスター2」も購入しました。
「ヨウヤクモンスター2」は問題を解く時間に制限があったり、文章の書換えの作業があります。
制限時間がある中で問題を解かなければならないのは受験も同じ。
ヨウヤクモンスター2の購入に迷いはありませんでした。
「50音カーソル」も登場する、こちらのソフトがあれば、さらに実戦に近い形で要約に取り組むことが可能です!すでに『ヨウヤクモンスター』で読解力を高めた方や、とにかく記述問題に即応用したい方におすすめ。
引用:入試国語専科「錬の国語」
ヨウヤクモンスター2は、中学受験本番までに半分ぐらいのステージまで進みました。
記述問題がある学校を受験する予定でしたので、ヨウヤクモンスター2もやっておいてよかったです。
山本ヒサオ’先生の無料の電話サポート付き
ヨウヤクモンスター購入後に、山本ヒサオ’先生の無料の電話サポート3回ほどを受けることができました。
電話サポートを利用される場合、ある程度ヨウヤクモンスターをやりこんでからサポートしていただいたほうが効果的です。
山本ヒサオ’先生の電話サポートは、先生からメールで教材(問題)が添付され問題を解いたところからスタート。
音読ができるか?などのチェックがありましたが、何ができなくて国語ができないのかなどの判断をしてもらうことができました。
電話という限られたものでしたが、とても充実した時間でした。
ヨウヤクモンスターを行うまで国語に自信がなかった子どもでしたが、サポート時に先生が電話越しに褒めてくれることがうれしかったと言っていました。
ヨウヤクモンスターと一緒にこちらも読むとより解りやすいです。
個別指導Zealジールの代表:山本 ヒサオ’先生の本です。
ヨウヤクモンスターの効果は?
ヨウヤクモンスターで学習して、どれぐらい効果があったのか気になりますよね。(中学は合格をいただいています)
わが子の場合、中学校時代、高校時代と「要約」を行う授業ではクラスで一番に解き終わります。
先生や同級生からも、解くスピードも早く正確に答えを出すので不思議がられています。
「文章を読んでいれば答えがわかるよ」というぐらいになりました。
「ヨウヤクモンスター」を行う前は、鉛筆を持っても微動だにせず一点を見つめて「できない、無理」と泣いていた子が・・・です。
「100字で要約」「50字で要約」など文字数に制約がある問題なども「要約しすぎて、指定された文字数よりも少なくなってしまって困った」と言うときも多々あります。
子どもの性格に合った教材を探すのは大変ですが、子どもに合った教材に出会ったらここまで世界が変わるのか!とビックリするぐらいの効果だったのです。
中学受験後も要約力は威力を発揮し続ける
年齢が上がるにつれジワジワと威力を発揮するようになりました。
ここから先は、その後の子どもの変化についてです。
私自身「中学受験さえ突破できればとりあえず良し」と思っていたので「目の前にあった目標(中学合格)をがクリアするためにヨウヤクモンスターを利用した」程度の考えでした。
しかし、中学受験時にヨウヤクモンスターを徹底的に利用したことで後々まで子どもの能力がぐんぐん上がることになるとは想像できませんでした。
中学、高校の要約の授業では一番に解き終わるのはもちろんのこと、その他にも授業で個人(グループ)で発表する場でも伝えたいことをブレずに伝えられるように台本を作り発表するのが苦ではないようでした。
今は大学生になった子どもですが、受験でも授業でも要約や文章を理解する力などでも苦しむことは一度としてありません。
相手に伝える力と、相手を理解する力が格段に上がったことで瞬時にさまざまなことを整理して考えられるようになっているおかげで、物事が効率よく進んでいるように見受けることも多々あります。
ヨウヤクモンスターに出会ってここまで変わるとは・・・と驚いていると同時に、ヨウヤクモンスターを信じて勉強してよかったと思っています。
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