復習にはセルフレクチャーがいいと聞くけど、セルフレクチャーって何?
・セルフレクチャーってなに?
・セルフレクチャーは小学生でもできるもの?
セルフレクチャーは、自分自身が先生役・生徒役の両方を行い授業のようにして教えることです。
我が家で試した方法をご紹介します。
セルフレクチャーとは
セルフレクチャーは、自分自身が先生役・生徒役の両方を行い授業のようにして教えることです。
セルフレクチャーの方法は、元東進ハイスクール国語教師の板野博行さんの「勉強の鬼原則」という本に書いてありました。
我が家ではこの本を参考にアレンジして行っていました。
我が家流セルレクチャーは子どもが先生、親が生徒
先生、ここがわかりません
勉強が終わったというタイミングで、子どもに私から質問していました。
学校ごっこ遊び的な感じです。毎回ではなく、以下のようなときだけです。
- この単元は苦手そうだ
- なんだかいつもよりも早く終わっている
- 本当にできているのかあやしい
苦行にならない程度にやるのが、お互いのために良かったですよ。
やり方としては、小さな子どもが大人に「なんで?どうして?」と聞く感じです。
お母さんだって小学校の時やってきたでしょ?
覚えてない。やったかなぁ?
ということもありますが「ちょっと教えてよ」という感じでやっていました。
セルフレクチャーのメリット、デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
分からないところが明確になる 復習、確認が同時にができる | 時間に余裕のある時しかできない 子ども自身が自分のために行うのが難しい |
セルフレクチャーのメリットの1つに、解らない部分が明確になるという点があります。
説明をする過程で曖昧部分が明確になり、私に教えることをしながら復習や子ども自身での確認もできるので一石二鳥でした。
本来のセルフレクチャーの方法ならば、他者(私)に教える必要は無く自分自身に説明すればよいだけです。
しかし、年齢的に考えても子どもが自分自身に説明したときにあいまいな部分があれば「まぁ、いいや」となってしまうのが目に見えていました。
授業ごっこのような感じでも、復習と確認ができるので効果はあったと思っています。
声に出してアウトプット
我が家では先生になりきるために、ホワイトボードを使いました。
ホワイトボードは大きなサイズのものを購入、算数の問題を解くときには役立ちました。
説明するということは、アウトプットと一緒です
我が家の場合、途中で分からなくなったらテキストやノートを見たりしながらでも一通り説明してもらいます。
最終目標は「なにも見ずに答えられる」または「他の人にも説明できる」を目指していました。
説明できなかった部分は。以下のように対応していました。
- 一緒に確認する
- 子どもだけで確認し、解った時点で説明
- 次回の塾の時に、先生に聞く
解き方がわからない問題があれば、あやふやにせず塾の先生に何度も解き方を確認しましょう
分からない問題に出会うと声に出して説明をしながら、何度もホワイトボードに解き直しをすることになります。
自動的に解き直しの作業ができるのがよかったっです。
算数は(流水算や速さの問題など)セルフレクチャーが向いていました
まとめ:セルフレクチャーは記憶の定着に最適
声に出して誰かに説明することで、理解度がグンと上がります
紙やホワイトボードに書いて説明をするという方法は、解き方を覚えるなどの点でとても役に立ちました。
セルフレクチャーは自分が自分自身に教えるということですが、小学生の場合はなかなか難しいです。
誰かにおしえるという従来の方法を試すことで、理解できなかった部分の気づきもできます。
- デメリット:時間や手間がかかること
- メリット:確実に覚えることができること
メリット部分を考えるとセルフレクチャーを行うほうがよいのは明らか。
わが子のように親と一緒に何かをするのが好きなタイプは、一緒に勉強するなどの方法は有効だと思います。
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