さっきから問題解いてないけど?
問題の解き方が思い出せないから考えている
- 算数の計算問題は、どれぐらいの時間で解くのがいいの?
- 算数の文章問題は、どれぐらいの時間で解くのがいいの?
- 漢字はどれぐらいの時間、悩んでもいいの?
私は塾の先生に子どもの状況について相談しました。
算数の計算は1~2分以内。
算数の文章問題は後ろの問題に時間を掛ける。
漢字は5秒。
計算問題なら1~2分で解き終わる
計算問題とは、算数の大問1にある1行問題のことです。
計算問題は1分。最大でも2分以内で解かなければダメ!
時間短縮のため、分数⇔小数、平方数、3.14の計算は暗記!
計算問題以外は5~10分以内、問題の内容にもよりますけどね。
先生が言うには「算数の計算問題は1問1分(多くても2分以内)で解かないと、文章題を解く時間が少なくなってしまうから」という理由がありました。
実際の試験に置き換えて考えてみました。
算数の試験時間が50分、大問が6問と仮定して単純計算すると
- (試験時間)50分÷(大問数)6=(大問1にかけられる時間)8.3分
- 計算問題が4問あった場合、8.3分÷4問=約2分/1問あたり
文章問題と計算問題の決定的な違いは「文章を読む、計算式を考える」という作業の有無。
その作業部分を考慮すると、文章問題と計算問題が同じ時間配分ということにはなりません。
算数も時間をかけるのは文章問題です。
大問1にある計算問題は短い時間で解き終わること、全問正解!を目指しました。
実際の入試問題を見ると、計算問題と文章問題の配点があまり変わらないことが分かりました。
効率よく点数を取るために、計算問題を落とさないこと!を目標にしていました。
算数の場合、計算ミスは命取り
計算ミスを防ぐために言われたのは「計算の工夫」と「よく出る計算式の暗記」です。
特に下記の3つの暗記は絶対行うことと言われていました。
- 分数⇔小数は暗記
- 平方根の暗記
- 3.14の計算の暗記
この記事では、暗記のために使用した表を載せています↓
計算ミスを防ぐために公式に当てはめて問題を解くということも行いました。
得意な問題を増やして時間確保
算数の場合、得意な問題があると時間の確保につながります。
大雑把に算数の内容を考えると以下のものがあるかと思います。
- 平面図形
- 立体図形
- 角度
- 場合の数
- 速さ
- 水溶液の計算
- 場合の数
我が家の場合、アプリを使って解いていた問題が得意問題となり時間の確保につながりました。
「なん度?」というアプリを使って角度問題を解き続けたところ、得意問題となり問題を見ただけで解けるようになりました。
隙間時間などを使いながら、何度も解き続けた結果です。
「なん度?」というアプリは中学受験用に作られているわけではありません。
一般のアプリでも中学受験に使えるものがたくさんあるので、試してみる価値がありますよ。
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算数のテストで点数が取れないのは、解き方を忘れているから。
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漢字は5秒以内で決着
「漢字は見た瞬間にに答えがわからない場合は覚えていない」とのこと。
漢字は5秒以上考えるのは無駄!
覚えていないものを思い出すことに力を注ぐのはやめました。
やるべきことは思い出す作業ではなく、覚える作業です。
「時間をかけるべきは漢字ではなく、文章問題」ということも点数配分を見れば納得です。
私が参考にしていた国語の入試問題の場合、漢字の点数配分が一番低く2点でした。
本番では大事な2点ですが、漢字が分からずに文章問題を解くことができなかったとなっては困ります。
理科、社会はどれぐらいで解く?
理科・社会については具体的な話はありませんでした。
文章を読みながら答えていくものが多いので、時間で区切るのが難しいね
文章を読んでいて分からなければ、読み飛ばすしか方法がありません。
我が家の場合は「穴埋め問題的なものは15~30秒以内に思い出せなければ、次の問題に移る」という目標を定めました。
キッチンタイマーで時間管理
先生に問題を解く時間について相談後は、問題を解くときには必ず時間を計るようにしました。
利用したのは、秒まで測れるキッチンタイマーです。
子どもがタイマーの操作するとテンポよく問題を解くことができないことから、キッチンタイマーの操作は私が行っていました。
隣に座っていることで、すぐに丸付けもできますし効率が良かったですよ
できなかった問題は解き方を覚えることから
今まで一人で勉強させていたのですが、隣について勉強を見守る形になりました。
1問あたりの時間を強制的に区切ることで、やらなければならない問題を一通り終えることができます。
同時に解ける問題、解けない問題の切り分けが出来るようになりました。
解けない問題は「暗記マスター」というアプリに問題を入れ、何度も解くようにしました。
無駄な時間が減り、覚える時間が増えて好循環
先生と問題を解く時間について話をすることで「解き方を覚えていない問題は解けないのは当たり前」と割り切ることができるようになりました。
問題を解く時間は子どもの隣について時間を計ることで、テンポよく問題に取り組むことができるようにしました。
漢字は1問5秒、計算問題は1問1分以内、できなければ諦める。
今まで解き方を思い出す時間になっていたものが、解き方を覚える時間に充てることができるようになりました。
解き方を覚える時間が確保できるようになったことで、解ける問題が増えていきました。
今回のことでダラダラ勉強させない工夫も必要だと、痛感した出来事でした。
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