中学受験を考えているけれども、どんな中高一貫校があるのかよく分からない、どうすればいいの?
・中高一貫校がどこにあるのかよく分からない
・中高一貫校のパンフレットは、どこでもらえばいいの?
・中高一貫校の合同相談会ってなに?
私は塾に置いてあったチラシをみて「東京都私立中学合同進学相談会」に行きました。
私が行った時の体験談をご紹介します。
相談会は各地で行われているのでネットなどでも開催日時を知ることができます。
コロナの影響もあり予約制になっています。抽選のところもあるのでホームページをご確認ください。
なぜ合同相談会、進学フェアに行くの?
私の場合、子どもが小学校に入るまで中学受験に全く興味もなく、中高一貫校の場所も名前も知らなかったのです。
塾で見る学校の名前も、お母さん方が話す中学校の話もまったく分からず、困ったなと思っていました。
そんな時、塾に置いてあったチラシで「合同相談会がある」ということを知ったのです。
一度にたくさんの学校が集まる合同相談会を使って、学校の名前や特徴を知ることができました。
会場が大きければ(東京国際フォーラム、中野サンプラザ、池袋サンシャインなど)集まる学校も多いので、効率的に学校のパンフレットを集めることができるのです。
結果的に時間の節約になり、その時の学校の先生の対応などを知ることができました。
学校の最新情報をいち早く知ることができる
共学に変更する、高校からの入学はできなくなる、入試形態が変わる、入試の日付が変わる、学校の場所が変わるなど、入試に関する学校の最新情報を得ることができます。
子どもが志望校を決める時の大事な情報になるので、早く知ることは大事です。
学校の雰囲気を垣間見ることができる
個別相談会があるので、どれぐらいの人がお話をするために待っているのかなどから、人気校などを知ることができます。
整理券を出している学校などもあるので「並んでいる=人気校」ということではありません。
パンフレットがすぐになくなるなども「この学校は人気なのかな?」と考えることもできました。
個別相談することができる
応援に来ている先生に当たる可能性がある
合同説明会に応援に来ている先生は、中学入試のことを理解している先生ばかりではありません。
また、国語科の先生に理科の授業の事を聞いても他教科の事は分かりません。
学校のパンフレットを見ながら説明されたり、他の分かりそうな先生に聞きながら説明をする先生もいます。
個別相談会では、さらっと聞く程度で文化祭の時期やオープンキャンパスの情報などを聞くぐらいでもよいと思います。
いじめ対応や一般的な学校生活の事なら、どの先生聞いても対応はできます。
本気で個別相談をするなら、学校で行われる入試がらみのイベントが一番です。
個別相談会は学校主催の催しでの利用がおすすめ
個別相談会は学校で行われる文化祭、オープンキャンパス、学校説明会で聞くのがおすすめです。
各学校のスケジュールはこちらで探すことができます↓
文化祭の場合は「中学入試個別相談」が設けられていますが、聞いている人は皆無です。
学校によっては先生が「聞いていきませんか?今なら生徒とも話ができますよ」と呼び込みをしている場合があります。
文化祭は生徒とその保護者、対抗試合で来校する生徒などが多く、中学受験のため文化祭に学校見学に来る生徒はいますが全体の人数は少ないです。
学校の雰囲気を知るためにという人が多いため、個別相談会となると敷居が高いのかもしれません。
もしくは、文化祭が楽しくて行くのを忘れてしまうなどもありますね。
オープンキャンパスや学校説明会は、「学校の事を聞いてみよう!」という人しか来ないので、個別相談会は順番待ちです。
学校主催の行事で聞く方が入試担当者の先生に聞くことができる率も高く、ゆっくり話ができるという意味でもメリットしかありません。
【体験談】我が家の合同相談会、進学フェア参加時の様子
我が家は、3~4か所の進学フェアに参加しています。
各学校の机の上には制服のミニチュアを置いていたり、中高一貫校の学校オリジナルマスコットのぬいぐるみを置いているところなどがありました。
合同相談での様子をご紹介します。
学校のパンフレットを頂く
各学校の今年度のパンフレットが、壁に沿って置いてありました。(学校によっては刷り上がっていないので、昨年のものもあります)
会場で紙袋を頂いて入場しましたが、帰るころにはパンパンになりました。
どの学校もオールカラーのとてもしっかりとした冊子なので相当重いです。
中高一貫校のパンフレットの他にも、チラシや学校のノベルティ的なもの?(消しゴム、クリアファイル、ボールペン)などもたくさん頂きした。
WEB版の学校パンフレットもありますが、個人的には紙版のほうが好きです。学校比較するときには部屋にパッと広げられるので比較しやすいです。
学校の説明を聞く
その学校の良さを知るためにも、各学校ブースで学校の先生とお話しされるといいです。
入試広報担当者以外にも、実際に教えている先生が来ている学校も多くありました。
入試までの間、先生方と直接お話しできる機会は多くはありません。
学校説明会、文化祭、入試説明会ぐらいかもしれません。
学校の説明を聞いた方のみ頂ける資料を配布する学校もあります。
少しでも気になっている学校があったら、ぜひ説明を聞いてみることをおすすめします。
共学校は男子、女子どちらの保護者の方もお話を聞きたいのでお話を聞くための整理券等をいただくのも大変です。
毎年人気校と呼ばれているところなどは、男子校であろうと女子校であろうとお話を聞くのは大変、学校の説明会に行ったほうがきちんとお話が聞けるかもしれません。
近寄ってくる先生が怖かった
子どもと一緒にぐるぐる会場を見ている時に、先生たちに声を掛けられることが多々ありました。
学校のチラシ(文化祭やオープンキャンパスの日程が書いてある)をいただいたり、「うちの学校に興味ありませんか」と立ち話をするなど。
中には空いている席に座らせ「どの塾に行ってますか?偏差値はどれぐらい?それならうちの学校に入れるよ。入りなよ」としつこく言う先生もいました。
子どもが何を言っても「大丈夫だから。入りなよ」ばかりです。
子どもに興味を持ってもらいたいという事情なのでしょうが、子どもは気持ち悪がり「絶対にあの学校には行かない」と判断することができました。
私が会場にいた時間の人気校はこちら
- 慶応義塾中等部
- 渋谷教育学園 渋谷中学高等学校
- 開城中学高等学校
- 巣鴨中学校
- 女子学院
上記の学校ほどではありませんが、他の学校も並ぶところは数多くありますよ。
大学のパンフレットのコーナー
会場の片隅には大学のパンフレットが置いてありました。
たくさんの方々がパンフレットを手にして帰っていました。
東大など早々にパンフレットが無くなってしまう学校もありましたが、もともと用意している数が少なかったのかもしれませんね。
「地方の学校は残っちゃうね」とパンフレットを出している担当の方が言っていたのが印象的でした。
2022年 東京国際フォーラムで開催された「東京私立中学合同相談会」の様子
2022年5月15日の東京国際フォーラムで開催された「東京私立中学合同相談会」の様子です。
こちらは入口の様子。受付には紙袋が用意されています。資料やパンフレットを入れ持ち帰ることができますよ。
各学校ブースに区切られています。
学校毎にブースが分かれています。1つのブースはあまり大きくありません。緑の上は通路という認識になっており、立ち止まってはいけない場所とされていました。学校はあいうえお順に並んでいるので探しやすいようになっていますよ。
各学校毎に特徴などが掲示しています。
各学校毎にいろいろなものが掲示してあります。知らなかった学校も興味を持ってみることができます。中学校のパンフレットは各学校ブースでもらうようになっていました。制服の展示をしている学校も数多くありましたよ。
説明会は立って聞きます
中学校の概要を話す感じになるので長い時間の説明ではないことから、立ってお話を聞きます。
朝日小学生新聞のブース
朝日小学生新聞・朝日中高生新聞のブースもあります。新聞は知っておきたい出来事が掲載されているのでコツコツ読んでおくと、時事問題などにも役立ちますよ。
就学支援金等説明コーナー
まとめ:多くの学校を知ることができるので一度は行ってみるべき
私のように中高一貫校の事をよくしらない、これから考える、効率よく学校のパンフレットなどを集めたいと考えている人におすすめの「合同相談会、私学進学相談会」。
最近ではコロナの影響もあり、予約制、完全入れ替え制のところが多くなっています。
抽選で当たらなかったときのことを考え、と中学受験を考えた時から「合同相談会、私学進学相談会」などに足を運ぶのがおすすめです。
受験するまでの日付が遠ければ遠いほど、子どもにとっては退屈な合同相談会です。お友達のお子さんは「二度と行かない」と言われたそうです。子どもと一緒に行かなくても大丈夫です。親だけで行く人もたくさんいます。
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