中学入試当日は親子揃って、最も緊張する時間になりますね。
子どもが全力を出し切れるように、最後までしっかりとサポートしたいものです。
我が家の中学入試の当日の様子と、お友達から後日聞いた話をご紹介します。

中学入試の当日は、出かける時間が早い
中学入試の日、朝は早く起きなければなりません。

午前8時に集合の学校が多いので、遅くとも7時半には学校に到着したいですね。
今まで通学の時に使わなかった、通勤電車やバスに乗ることになる子ども多いはず。
今まで体験しなかったことを、朝から行うわけですから、なるべく空いている時間を狙って試験会場に向かいたいですね。
(入試会場までの移動で疲れてしまっては困ります。また、人身事後など様々なことで、交通交通機関の遅延が起きる場合もあります。時間には余裕をもって学校に向かいたいものです。)
学校に着くと、塾の先生が最後の応援をしてくださいます。
塾の先生の激賞(げきしょう)は、受けましょう
学校の校門前や校門を入ってすぐの場所で、各塾の先生が、塾の旗を持って最後の応援をしてくださいます。
緊張を解くためにぜひ、握手や話をしてみてください。
本当に塾の先生方からの最後のアドバイスになります。
塾の先生方は各学校に振り分けられるので、自分の知っている先生が受験する学校に必ずいるとは限りません。
知っている先生がいた場合、その学校のポイントなどを教えてくれる(再確認)こともあります。
恥ずかしがらないで、進んで声をかけたほうがいいですよ。
中には、「先生、この問題どうやって解くんだっけ?」と確認している子もいます。
あまりの緊張に、度忘れしちゃうのかもしれませんね。
他の塾の先生も(受験生全員に対して)応援してくれます。
この時、受験者と保護者・塾の先生の人数の多さに圧倒されるながら「やっと本番だ」というのを身をもって感じます。
その時の詳しい様子などはこちら↓を見てくださいね。

子どもは教室へ。親はどうする?
子どもは教室へ行きます。
保護者は待機所で待つか、もしくは指定された時間に学校に来校するかという選択になります。
我が家が受験した学校は、講堂が待機場所となっていました。
午前入試の場合、終了するのがだいたいお昼ぐらいでしょうか。
7時半ぐらいから正午ぐらいまで待機することになりますが、意外と沢山の人が待っていましたよ。
ご夫婦で来ている方もいれば、どちらか片方だけの方もいて、皆さん静かに試験が終わるのを待っている状況です。
新聞を読んでいる人、同じ塾の保護者同士お話をしてる人、静かに本を読んでいる人、寝ている人と様々です。
受験した学校では、学校側から何か入試に際しての説明があるわけではありません。
学校のチャイムが聞こえるので、「国語が終わった。次の教科は・・・」などと考えたりしていました。
そういえば、転塾する前にいた塾で一緒だった方は、試験会場にはご主人が出勤するときに受験生を送っていき、試験後はお母さんが迎えてきていた方もいましたよ。
試験が終わるまで待機所で待てるなら、待った方がいいと思う理由
我が家が受験した学校では、どの学校でも1~2人ぐらいは保護者待機所に先生が呼び出しに来ていました。
実際に待機所には保護者の方がいなかった(トイレ?)ので、何度も先生が呼び出しに来ていましたが、一向にそれらしい保護者の方はいませんでした。
待機所にいた人たちは、ザワザワし始め、あたりをキョロキョロ。
「あれ、また同じ人が呼ばれてる。まだ保護者の人と連絡取れないのかな。大丈夫かなぁ」という雰囲気になっていました。
子どもの体調が悪くなってしまたのかもしれません。
(季節柄、インフルエンザや風邪、緊張のあまり気持ち悪くなってしまったり・・・)
保護者が呼ばれるって、やはり何か体調のトラブルが発生したと考えるのが良さそうです。
(学校によっては別室受験ができるのか分りませんが、わが家が受験した学校にはそのような措置はありませんでした。)
帰宅しなければならないような状態なら、早く対応してあげたいですよね。
病院などに連れて行かなければならないかもしれませんし、早く体を整えてあげる必要もあります。
早く対応できれば、次の日の受験に間に合うかもしれません。
待機所にいれば対応もすぐにできますから、状況が許すなら待っていた方がいいと思います。
中学入試当日、私が着ていった服装は、ブラウス、カーディガン、パンツスタイルにしました。
親の面接はありませんでしたが、全体的に落ち着いた地味な感じの色味の服装にしました。
他の保護者の方の服装も、同じような感じでした。
待合室の入り口付近の人は、コートを着たままの方も多数いましたよ。
(トイレの出入りの為に、常に扉の開け閉めがあったので、寒かったのだと思います。)
一人で中学受験会場に行く子もいた
子どものお友達で中学受験の日、一人で入試会場に行き受験した子がいました。(本人が親と行くのを拒否、一人で行くと宣言)
やはり、具合が悪くなった、電車の遅延が発生したなど、何かトラブルがあった時のために一緒に行くことをおすすめします。
(ほとんどのご家庭は、一緒に行くと思いますので心配はしていないのですが念のため)
子どもは全力を尽くすだけですが、名前は忘れずに。
我が家は数校受験をしましたが、試験管のお手伝いを中学校の生徒さんがしている学校もありました。
教室への誘導や、解答用紙の回収作業時を手伝っていたそうです。
ある試験の解答用紙の回収を行っている時に、お手伝いの生徒さんの動作が止まってしまうことがありました。
動作が止まった瞬間、受験者本人もそうですが、周りにいる受験生も「何かあったみたい・・・。名前書いてないんじゃない?!」と気が付くそうです。
模試などではそのような失敗はしないのでしょうけれども、本番ではあり得ることのようです。
今まで頑張ってきたことが、すべて無駄になります。
いくら後悔しても取り返しがつきません。
そうならないように、受験番号や名前は一番先に書くように子どもに言いましょう。
合格できる点数を取っても、受験番号や名前が書いていなければ合格にはなりません。
緊張して基本的なことが抜けてしまわないように気を付けてほしいと切に願います。
待機所で昼食が食べられたのは、時間の節約になった
その日は、午後にも受験する学校があったのですが、昼食をどこで食べるのかを悩んでいました。
私は朝早くからお弁当を作るなんて無理。
それでも、お昼ご飯は食べないと午後の試験中お腹が空いてしまって、力が発揮できないのも困ります。
朝、コンビニでお昼ごはんになりそうなもので手軽に食べれるもの(おにぎりや菓子パン、飲み物)を買って受験会場へ向かいました。
次に受ける中学校の試験受付時間や移動距離、どこかで食べるところあるかな?など考えなければならないこともたくさんあります。
我が家の場合、午前の受験会場から午後の受験会場までの間で、時間をかけずに昼食が食べられる場所を考えた場合
- 立ち食いソバ
- コンビニに併設されているカフェ
- エキナカのカフェ
- 駅前のファーストフード(マクドナルドやロッテリアなど)
- 吉野家や松屋などの牛丼屋
などでしょうか。
注文して、すぐに出てこないとストレスになりますし、初めて入る店も試験中にお腹が痛くなったらどうしよう・・・などという心配もしていました。
幸いにも、学校のほうで、

〇時までは、この場所を開放します。
食事などをとられてもいいですよ
とおっしゃってくれました。
午前中に使用した学校の保護者待機所で、お昼ごはんを食べることができたのは、本当に助かりました。
同じ日の午後に試験のある併願校ってほぼ一緒の学校になります。
昼食を食べている人は、同じ学校へ受験する人たちばかり。
ちょっとした緊張感がありつつも、次の受験会場に向かった思い出があります。
保護者待機所で当日食事がとれるかどうかは、学校に問い合わせしたほうが良いと思います。(入試Q&Aなどにも掲載されている場合もあります。)
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