入試が近づくにつれて睡眠時間を削ってまで勉強しようとしていましたが、睡眠時間の確保は絶対条件の我が家。

もうちょっと勉強したい!

ダメ。さっさと寝る。

え~、なんで?
勉強するって、言っているんだよ。

明日にしなよ。睡眠時間が無くなるから。
今更やっても遅いよ。
付け焼き刃じゃ、受からないから。

寝る時間が少しでも大丈夫だよ。

いや、いや・・・覚えられないから。
だから寝るの優先!
これ、6年の冬休みぐらいから毎日続く会話でした。
直前でアタフタするぐらいなら、もっと前からやって欲しかった。
記憶の定着のために睡眠時間は絶対条件
色々なブログを見ても睡眠の重要性について解説していますね。
睡眠時間は最低でも必要とされる6時間以上確保し、90分単位で起きる時間を設定するほうが良いといいますね。
これは睡眠の周期が関係するそうですよ。
起きている間、脳は目から入ってくる情報を常に処理し続けていなければなりません。
しかし、情報が立て続けに入っていると整理する時間がありませんから、情報が入ってこない時間=睡眠時間を取らなければなりません。
睡眠時間は情報の定着をするために必要な時間と考えれば、睡眠時間を削ってまで勉強することが効率的なのか?と言われたら必ずしもそうではありません。
我が家では、睡眠時間の確保は絶対必要なものという考えになりました。
1日のスケジュールは睡眠時間の確保から
暗記を行う絶対条件として必要な睡眠時間を確保しなければなりません。
まずは何時に寝て何時に起きるのかを決めてしまいましょう。
そこから1日の学習スケジュールを組むようにすれば、睡眠時間が減ってしまうということが防げるはずです。
睡眠時間の確保ができたら、寝る前後の時間も有効に使いたいって考えました。
我が家の方法は
- 寝る前に暗記したいものの勉強を一通り行う。
- 最低でも6時間~7時間半の睡眠をとる。
- 起きたらすぐに前日暗記したものを復習をする
するということをやっていました。
何度かやっているうちに、子供も「昨日寝る前に勉強したものを思い出せたよ」と言っていました。
数日にわたって同じ内容を繰り返した場合、長期記憶になってきたかなと思えるような状態にもなったみたい。
冬は暗いので、決まった起きるのが大変
冬に近づくにつれて、朝起きるのは至難の業。
外が暗いので、夏のように、まぶしくて起きるということもないですし、布団が温かくてなかなか出たくない気持ちにもなりますね。
しかし、中学受験当日は早く家を出て、電車やバスに乗って試験会場に向かいます。
受験当日の事を考えれば、徐々に早起きできるように体を慣れさせないといけないですね。



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入試には長期記憶が必要
通常の学校のテストや塾などの定期テスト(マンスリーやクラス分けなど)では予め範囲が決まっています。
徹夜をして勉強したら、それなりの点数が取れるから大丈夫などと思っていている人がいますが、それでは中学受験は乗り切れません。
範囲が決まっていれば「短期記憶」で何とかなることもありますが、入試は「長期記憶」だと思ってよいと思います。
「入試直前だから」「あと少しで終わるから」「今頑張らなくてどうする」と急に夜遅くまで勉強して何とか今の状況を打破したくなる気持ちもわからないわけではありません。
実際子ども自身も入試が近づくと不安で「夜遅くまで勉強をする」と言いだしました。
そうはいっても、脳が疲れていると本番に十分な力が発揮できませんし、体調不良になって風邪でもひいたら大変。
普段通り十分な睡眠、体調は万全で、中学入試に臨みたいですね。
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