わが家は、いくつかの学校を調べていく中で、細かい疑問がたくさん出てきました。
「これってどこで聞けばいいの?」「こんなこと、聞いてもいいのかな?」と悩みながらも、解決できないままモヤモヤしていた時期もありました。
そんな中、ある文化祭で見かけたのが「入試相談コーナー」。
恐る恐る入ってみたら、思っていた堅苦しい雰囲気とはまったく違って、先生がとてもやさしく対応してくださり、いろいろな話を聞くことができました。
この記事では、実際に相談コーナーで質問したことやその答え、会話の雰囲気、活用して感じたメリットなどをまとめています。
事前に知っておくと役立つポイントも紹介しているので、これから相談コーナーを活用したい方の参考になれば嬉しいです。

先生たちが超ウェルカムモード全開だったので、安心しました
入試個別相談コーナーってどんな場所?


はじめて相談コーナーを利用したとき、正直「どこまで聞いていいのか分からない」と戸惑いもありました。
でも実際に質問してみると、どの先生も丁寧に対応してくださって、不安に思っていたことがどんどん解消されていきました。
まずは、入試相談コーナーがどんな雰囲気だったのかを紹介します。
私が訪問した学校の入試個別相談コーナーでは、入試担当の先生が個別に質問に答えてくれるスタイルでした。
どの学校でも先生はとてもフレンドリーで、入試に関することだけでなく、「学校生活のこんなところが気になる」という質問にも丁寧に答えてくださいました。
入試相談コーナーは、文化祭や体育祭などの学校行事のほか、学校説明会などでも開催されています。
学校によって開催のタイミングが違うので、事前に学校のホームページなどで確認しておくと安心です。
また、実際の入試問題が展示されていたり、「ご自由にお持ちください」と書かれた箱の中に、過去の入試問題が入っていた学校もありました。



本番の問題を持ち帰れたのはラッキーでした!
行ってみて感じたメリット3つ


入試相談コーナーを実際に利用してみて、「これは行ってよかった」と感じたことがいくつもありました。
パンフレットや説明会だけではわからないことが、先生との会話や空気感から伝わってくる場面がたくさんありました。
ここでは、特に印象に残ったメリットを3つに分けて紹介します。
入試担当の先生が直接対応してくれる
文化祭や説明会などでの相談コーナーでは、入試担当の先生がその場で対応してくれました。
細かい質問にもその場で答えてもらえるのは、大きな安心材料でした。
これは、合同の私立中高フェアなどではなかなか難しいことです。
お手伝いの先生が対応していることもあり、「その内容は分かりません」「あとで確認します」と言われてしまうこともよくありました。


時間制限がない、じっくり話せる
文化祭などで設置されている入試相談コーナーは、人が少なくて時間無制限で対応してくれる学校もありました。
こんなに落ち着いて話せる場所、他にないかも」と思うほど。
他の人の目を気にせず、じっくり聞ける環境って貴重です。
雑談から学校の雰囲気が伝わる
私の場合、文化祭での入試相談コーナーを利用したとき、最初は文化祭の感想から始まり、先生との自然な雑談が広がっていきました。
先生が「生徒たちの準備の様子」や「学校全体の雰囲気」などを楽しそうに話してくださって、そのやりとりから学校生活の温度感が伝わってきたのを覚えています。



聞いてよかったことばかりでした。行ってみて、本当に正解だったと思います
実際に先生に聞いたこと(中学入試編)


中学入試に関しては、事前に調べてもはっきりしないことや、パンフレットでは分からない細かい疑問がいくつもありました。
そこで入試相談コーナーでは、実際に先生にいろいろな角度から質問をしてみました。
ここでは、特に印象に残っているやりとりをいくつかご紹介します。
れらはすべて、1つの学校でまとめて聞いたわけではなく、複数の学校で実際に聞いた内容をまとめたものです。
学校によって答えが異なることもありますので、あくまで一例として参考にしてください。
- 算数の仮分数と帯分数は、どちらを書いても正解になりますか?
- 理科や社会の漢字は、どこまで細かく見ていますか?
- 1回目と2回目では偏差値がかなり違いますが、問題の難易度はすべて同じですか?
- 2回目に受験される方は、どこの学校と併願している方が多いですか?
- 繰り上げ合格は、例年どのくらい出していますか?
雑談の中で印象に残った話
「入試問題はいつごろ作り終えるのですか?」と聞いたとき、「今、まさに作っている最中です。年内には作り終えますよ」とのこと。
それを答えてくださった先生は、「さっきまでここにいた先生は〇〇担当の先生で、今は別室にこもって作ってるので、連日大変なんです」とおっしゃっていました。
入試問題って、すごく早くから完成しているのかと思っていたので、少し驚きました。
「塾が出している時事問題の冊子は先生方も読まれるんですか?」という質問には、「読んでいますよ」と、あっさりと答えてくださいました。
どこの塾の冊子かまでは話されませんでしたが、塾が出している時事問題対策の資料にも、目を通されているんだなと思いました。
ネット出願のタイミングについて
これも直接聞いてみてよかったと思った内容のひとつです。
志望校に残念ながらご縁がなかった場合、すぐに次の学校に出願できる「ネット出願」はとても助かる仕組みです。
ある学校では、出願期限ギリギリ(23時59分など)に出される方も少なくないそうです。
一番多い時間帯は20時〜21時とのこと。
合格発表後に家族で話し合って、出願して、翌日の準備をして寝る…という流れが多いそうです。
夜遅くまで話し合いをするのは大変ですが、気持ちの切り替えを含めて、そのくらいのタイミングが現実的なのかもしれません。



こういう細かいことって、調べても出てこないんですよね。実際に相談コーナーで聞いて、初めて「そういう感じなんだ」と納得できることがたくさんありました
実際に先生に聞いたこと(入学後のこと編)


入学後の学校生活についても、いくつか質問してみました。
塾に通っている割合、大学の進学先や推薦制度、そして授業についていけなかったときのサポート体制など、気になることがたくさんありました。
パンフレットだけでは分からない部分だからこそ、できるだけ具体的に確認しておきたいと思って聞いてみました。
実際に質問した内容(入学後のこと)
・在校生の方は、どれぐらいの人が塾に通っているのですか?
・大学はどこの大学に進む人が多いですか?
・大学の推薦校はどれぐらいありますか?
・推薦校制度を使って進学した生徒さんは何人ぐらいいますか?
・どれぐらいの成績を持っていると推薦校制度を利用できますか?
・大学付属校の場合、内部進学率はどれぐらい?
通学している生徒さんはどこから通っている?
通学している生徒さんの居住エリアについて聞いたとき、「入学を機に学校の近くに引っ越した方もいます」「新幹線で通っている生徒さんもいます」といったお話がありました。
このとき、「えっ、新幹線で?」と驚いたのを覚えています。
通学圏って家庭によって本当に感覚が違うんだなと実感しました。
補習について聞いてみた
第一志望にしようと思っていた中学校で、補習についてかなり踏み込んで質問したことがあります。
パンフレットや説明会では「分かるまで補習をします」と書かれていたのですが、実際にはどんなサポートが受けられるのかが分かりにくく、直接聞いてみました。
「学校の授業についていけなかった場合、どこまで補習してくださるのでしょうか?」
先生の回答は、「とことん分かるまで教えるので、塾に行く必要はありません。生徒には手厚く対応しています」ここまでは、聞いていて安心感のある言葉が並んでいました。
でも念のため、さらにこう聞いてみました。
「それでもわからない場合は、どうなりますか?」
すると、「ご要望があれば、卒業生を家庭教師としてご紹介しますよ」という返答。



卒業生を家庭教師にご紹介?
学校が家庭教師のアルバイトを斡旋しているようにも聞こえましたし、それを「補習の延長」のようにすすめられることに、正直ちょっと引っかかるものがありました。
「塾に行かなくても大丈夫」と言っていたわりに、結局は学校の外に頼ることになるのかな…という気持ちもありました。
正直、どういう仕組みなのかよくわからないままで、「ああ、そういう感じなんだな」と思って、それ以上は聞きませんでした。
理科の実験について聞いてみた
理科の実験が多いとパンフレットに書かれていた学校があり、期待して見学に行きました。
「パンフレットに“実験が多い”と書いてあるのですが、実際はどれくらいですか?」
先生からは、「年間〇回ほどあります。他の学校よりかなり多いので、理科が好きな子にはうちの学校はおすすめですよ」と、前向きなお話がありました。
実験の内容についても、「基本的には先生が実験を行って、生徒はその様子を見学し、レポートにまとめる形です。ただ、年に1回は必ず、生徒が実際に実験を行います」と教えてくださいました。



生徒が実験するのが年1回?これで実験が多いっていうのかな?
パンフレットに書いてあった「実験が多い」という言葉から、私はてっきり「生徒が主体になって取り組む実験が多い」と思っていたんです。
実験教室の卒業生が「先生の実験を見てるだけで、自分はやらせてもらえない」と嘆いていたことを思い出しました。
やっぱり学校の特色こそ具体的に確認しないと分からないものなんだなと感じました。


教科書・シラバスについても確認


相談コーナーでは、教科書や授業の進め方についても聞いてみました。
中高一貫校だと6年間お世話になるわけですから、やっぱりどんな教材で、どんなスピードで進むのかは気になりますよね。
ここでは、シラバスや教科書について、実際に聞いてみてよかったと感じた点をまとめています。
シラバスについて
シラバス(授業の年間スケジュール)については、パンフレットや配布資料に載っていない学校が意外と多い印象でした。
私自身、「6年間通うのに、進め方の全体像がわからないってどうなんだろう…?」と少し引っかかっていて、思い切って聞いてみたことがあります。
ある学校では「必要な方には個別でお渡ししています」とのことでした。
事前に聞けばもらえる場合もあるので、気になる方は確認してみるといいと思います。
教科書について
使用している教科書についても、事前に聞いておけるとイメージが湧きやすいです。
- 検定教科書か、検定外の教科書か(オリジナル教材など)
- コースによって使用教材が違うかどうか(特進・一般など)
- 授業のペースや難易度の目安になる
「この学校の授業、うちの子についていけるかな?」という視点で確認したかったので、中身まで細かく見せていただける学校があると、すごく安心できました。
文化祭で教科書を展示している学校もあったので、もし実物が見られる機会があれば、ぜひチェックしてみてください。



教材や進め方は早めに見ておけると安心です。「これは後で確認すればいいや」と思っていたことこそ、聞いてよかったと思うことが多かったです
在校生に聞いたリアルな学校生活


入試相談コーナーでは、先生だけでなく、在校生と直接お話できる学校もありました。
パンフレットでは伝わりにくい「学校の日常」を感じるには、在校生との会話がとても参考になりました。
わが家が実際に話を聞いたときの様子や、印象に残った点をご紹介します。
中学生と高校生のペアが対応してくれた学校では、生徒さんと話ができる機会がありました。
先生ではなく生徒から聞くことで、学校のリアルな様子が伝わってきます。
質問したのは、部活・宿題・塾・勉強時間など。
はきはきとした受け答えに、「この学校の雰囲気、いいな」と素直に思えました。
たとえば、こんなことを聞きました。
- 部活は楽しい?
- 勉強との両立はできてる?
- 宿題は多い?
- 塾に通っている人はどれくらい?
- 家に帰ってからはどれくらい勉強してる?
先生が近くにいらっしゃったので、答えづらそうなことまでは聞きませんでしたが、生徒さんたちは丁寧に答えてくれて、誠実な印象を受けました。
話している中で、どの学校の生徒さんも学校生活を楽しんでいる様子が伝わってきました。
はきはきと受け答えできる子が多くて、こちらも安心して聞くことができました。
もしかしたら生徒会の役員さんだったのかもしれませんが、それも含めて「この学校では、こういう子たちが育っているんだな」と感じられて、パンフレットではわからない「学校の空気感」が見えた気がします。



生徒さんの答え方は、その学校の「素の雰囲気」がにじみ出る気がします
まとめ:入試相談コーナーは疑問を解消する場!


入試相談コーナーで先生とお話ししていると、「こんなことを聞いてもいいのかな」と不安だったんですが、「前にも同じようなことを聞いていた方がいましたよ」と言われることが何度かありました。
他の方も同じようなことを気にしていると知って、ホッとしたのを覚えています。
たくさんの人が集まる説明会や合同相談会では、手を挙げて質問するのが難しかったり、時間が限られていたりして、聞きたいことを詳しく聞けないまま終わってしまうこともあります。
お手伝いで来ている先生もいて、入試に関して詳しく答えられないこともありました。
「その件はちょっと分かりません」と言われたり、「入試担当に確認してきますね」と待たされたこともあります。
その点、学校で開かれる個別の相談コーナーでは、1対1でじっくり話せるため、気になっていた細かいことまで丁寧に確認することができました。
文化祭や体育祭などのイベントにあわせて相談ブースを設けている学校も多く、そうした学校行事に足を運んでみると、雰囲気も含めて学校全体を見られるのも大きなポイントです。



学校の空気がわかると、自然と「ここ合いそうかな」が見えてくる気がします
学校説明会はいつから行ったらいい?気になったらこちら↓
中学校の文化祭はいつから行ったらいい?気になったらこちら↓


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